ArcGetPasswordProcW 関数

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ArcGetPasswordProcW 関数

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この関数は、ユーザからアーカイブのパスワードを取得するために呼び出されます。

ArcInitPluginW. の関数へのポインタをプラグインに記憶させる必要があります。

Syntax C++

typedef int (__stdcall *ArcGetPasswordProcW)(

              _In_ LONG_PTR Session,

              _In_ HANDLE hArcData,

              _In_ wchar_t *ArcFileName,

              _In_ wchar_t *FileNameInArc,

              _Out_ wchar_t *PasswordBuf,

              _In_ int PasswordMaxLen

);

 

パラメータ

Session [in]

Type: LONG_PTR

Session identifier .

hArcData [in]

Type: HANDLE

アーカイブの識別子 . ArcOpenW が呼び出されていないときに、ファイルパッキングなどの操作を行う場合は、パラメータは 0 でなければなりません。

ArcFileName [in]

Type: wchar_t*

アーカイブ名を持つ文字列へのポインタ.

FileNameInArc [in]

Type: wchar_t*

アーカイブされていないファイル名を持つ文字列へのポインタ。 特定のファイルだけでなく、アーカイブ全体に対してパスワードが必要な場合は、このポインタは NULL でなければなりません。

PasswordBuf [out]

Type: wchar_t*

0-termination のパスワードを格納したバッファへのポインタ. プラグインが確保するバッファの長さは、PasswordMaxLen + 1 文字以上でなければなりません。

PasswordMaxLen [in]

Type: 整数

パスワードバッファの最大長.

戻り値

Type: 整数

以下のいずれかの値を返します:

Code

Comments

PK_GETPASS_OK

0

ユーザが "Ok" ボタンを押下

PK_GETPASS_CANCEL

1

ユーザが "キャンセル"ボタンを押下 (展開を中断する必要あり)

PK_GETPASS_SKIP

2

ユーザが "スキップ"ボタンを押下 (特定のファイルに対してパスワードが入力された場合)

PK_GETPASS_UNEXPECTED_ERR

-1

予期せぬエラー

備考

この関数は、必要に応じてプラグインから呼び出されます。 この関数を実行すると、ユーザからパスワードを取得するための適切なダイアログが表示されます。

パスワードは、特定のファイル、またはアーカイブ全体に対して受け取ることができます。

戻り値で "OK"、"キャンセル"、"スキップ "ボタンが扱えるようになります。 (パスワードが特定のファイルに対するものだった場合)。